第10章 関ジャニ∞:丸山隆平
日付が変わってから帰宅する日は
決まって酔っ払い、
ベロベロで隆ちゃんは帰ってくる。
今でこそ慣れたものだが
同棲を始めてすぐの日は、
寂しくて泣いたりもしてた。
そんな日も懐かしく思える最近では、
笑って帰りを待つ事に慣れた私。
そんな私だが、
実は短期間の出張で
家を留守にしなければいけなくなり
それをまだ隆ちゃんに言ってないのだ
隆ちゃんはああ見えて、
寂しがりだし、甘えたで
一人は心配なんだよね
それに料理も掃除も出来ないから、
家をあけるのは不安。
言わなきゃいけないのは、
ちゃんと分かってるけど
言えないのもまた事実。
でも大丈夫だよね。
村上さんだって、大倉さんだっている
私なんか居なくても…、
「…遅いな、隆ちゃん。」
慣れたはずなのに、
急に寂しくなってきて
ポロポロ涙がこぼれ落ちてくる。