第7章 関ジャニ∞:横山裕
「まあまあ、。
許したり?しゃーないやんけ」
「・・・っ。」
デートがなくなった。
別にそれに落ち込んでない
埋め合わせはするから、って
大倉くん言ってくれたもん
問題はそこじゃないんだ。
目の前で天然系女子と戯れる、
横山くんにムカついてる。
「もう帰るっ!!!」
「!」
私が嫌いなのは、
人に期待させること。
何が友達よ。何が心配よ。
こっちは好きなんだ、ずーーっと。
なのに何なのよ、あれは。
「待てって!」
「いやだ。ほっといて」
早く忘れてしまいたいから。
私は大倉くんとデートって、したのに
なんでこんなに泣きそうなの。