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Ifの物語。

第7章 関ジャニ∞:横山裕







ムカついたから言うたんや、
なにが悪いんや!!



「もー、いいじゃない
 マルちゃん久しぶり〜」




ぎゅ、と握り締めていた拳



力が緩くなる。






なんも、知らんくせに。
お前が言うたやんか。





好きや、って。








「もう、ええわ。俺トイレ行ってくる」






知らんし。


約束守らん奴なんて、
俺は知らん。









が本格的に
関ジャニ∞から独立して、

一人で活動する事はもう決定事項




そないなこと、
とっくに知ってる。




なんやねん。



頑張ろうねも、何もなしかい!









「ん?、」




背中に人の気配感じて、
後ろ下へ視線を向けると


がいた。







「もうええわとかなに。
 全然、よくない。良くないってば」


「…なんや、お前がしたやんけ」

「妬いて欲しくてしたんだもん」
「知らんし。そんなの、せんでええやん。」










ギュッと込められた力が、
ぜんぶを理解させる。










「…ほんまに、離れるん
 一緒の時間がなくなるやんけ」

「いつもじゃん、平気でしょ。
 8人目とか大袈裟、仮メンじゃん」




「……やったらさ。
 俺と付き合えや…!」






君はふふ、と笑う。






「私はみんなのものだから」









離れんな、好きなんやって



はじめましての時から。




「じゃ、好きの言葉は
 俺だけに言うて?あかん?」


「…またどうせ、命令でしょ……」












命令やで。



いつか絶対に、
お前を俺のもんにしたるから






それまで浮気なんかすなよ。

















( これは命令やで ) END














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