好きだから、止められない。【ハイキュー!!】【R18】
第12章 俺だけのモノ ~及川徹~£
小学生のころ、俺は事故に遭った。
彼女が道路に飛び出して、それを庇って跳ねられた。
なにもかもがグチャグチャで、助からないと先生も言っていた。
そのときの彼女の名前は、チトセ
彼女は、そうとう心に傷をおったのだろう。
そのあと、すぐに俺の病室で手首を切って自殺した
そのお陰で、チトセの内蔵や皮膚など、いろいろ分けてもらい、俺は奇跡的に生きている。
そのあと、俺は彼女のことをすっかり忘れていた。
でも、彼女はまだ、俺のなかで生きていた。
生きている俺。
忘れられた彼女。
そうとう辛かっただろう。
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及「んん…あれ…」
岩「大丈夫か?」
目が覚める。そこは、病院のベッド。
岩ちゃんが言うには、叫んだあと、倒れて息もしていない状態だった。
久遠も、隣の部屋で治療を受けているらしい。
ガララ
誰か入ってきたので、ドアのほうへ目をむける
警察「………話、聞かせてもらうね」
警察だった。