好きだから、止められない。【ハイキュー!!】【R18】
第7章 好き。嫌い。 ~西谷夕~
貴『よいっしょと』
只今部員たちのドリンクを作っているところです
味を好みに合わせなきゃ…
貴『ん?』
花咲いてる
えーっと、なんて花だっけ
なんでもいっか
貴『……花占いでもやってみっか』
好き。嫌い。好き。嫌い。好き。嫌い…
貴『うん。だよね。ははッ…』
花占いなんてくだらないな
こんなので自分の心を傷つけるとか…
西「ん?お前何してんだ」
貴『……花占い?(笑)』
西「やけに女子らしいことしてんなー(笑)似合わねー」
貴『うっうん。知ってる(笑)』
ほら
やっぱり君は
女子らしい女子が好きなんだよね
叶わないのは当たり前。
西「早くドリンク作ってくれよー?喉乾いてんだ」
貴『りょーかい!』
君の笑顔は近くても
君への気持ちはきっと、星のように届かない。
貴『…よしっ。しっかりしなきゃ。こんなことで落ち込んでたら駄目だよね!』