第5章 No.4
「な、なんの事でしょうか」
驚きと体の震えを必死に抑えて 平常心を装う
黄猿「一緒に来てもらうよー」
あぁ、もうダメだ。黄猿は何もかも見透かしてる。
しらばっくれるのを諦めた
黄猿(大人しくなったなー 何か企んでるのかー?)
「そう、私は、ユキ。夜桜の異名を持つ呪われた可哀想な子よ。」
そう、私が "夜桜" なんて呼ばれるようになったのは、私が、まだ7歳の頃だった。
この話は また今度。
黄猿はそこら辺にいた 海兵を呼び、ユキを連行する様使命した後
光の速さで、何処かへ行った。
今なら、コイツらくらい消し飛ばせる。黄猿が、いないすきに、、、
海兵「さぁ、来い!」
グイッと腕を引っ張られる。
「痛いっ!」
涙目で、海兵を見る
海兵「そんな目をしても 何もならん」
海兵「でも、まだ小さい子だよ。少しくらい優しくしても平気なんじゃ・・・」
「痛いよ〜」
わざと泣いて見せる
海兵が、少し手を緩めた、その隙に
目を見開いて 少し力を入れる
次の瞬間
海兵達はバタバタと倒れた。
「はぁ、やっぱり、少し疲れるかも・・・」
覇王色の覇気。