第3章 告白の決意 男の子side
俺はまわりの友達に頼んで
花咲と放課後教室にふたりきりにしてもらった。
今がまさにその状態。
「花咲」
花咲がこっちを向いた。
「お前って好きなやついるの?」
「いるよ//」
めっちゃショック。
いや俺かもしれないと気を取り直し
「どんなやつ!?」
とか聞いちまった。
「かっこよくて人気者でお姉さんがいて面白くて優しい人」
と花咲がいった。
これって完璧俺じゃねえし…
落ち込んでる俺に追い討ちをかけるように
「河崎相談してもいい??」
なんて花咲がいうから
俺は少しでもいいやつでいようと
「いいけど」
とOKをだした。