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意地悪彼氏
第2章 優しさの裏
意識を失ってから、どのくらいたったんだろう。
目を覚ますと、祐介も寝ている。
あんなに意地悪でも寝ているときは可愛い…、
意地悪されてもあの目で見られると、
許しちゃうんだよね…。
甘いな、私。
そっと、祐介の頭を撫でた。
そういや、今何時…⁉︎
5時⁉︎ヤバイ朝帰りだ!
さっきまで撫でていた頭を引っ叩く。
「痛った!いきなりなんだよ。」
「祐介!ヤバイ!時間!」
「え?時間がどうした…って、え⁉︎」
そのあと私たちは大慌てで
ホテルをあとにしたのでした。
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