第1章 出会い
貴「こんにちは。」
とりあえずあいさつ。
?「こんにちは!!澤村です。いつかでいいから、お父さんって読んで欲しいな。」
なんで私がお父さんなんて呼ばなきゃいけないの。
私のお父さんはひとりなのに…
父「ああ。ごめんね。いつかでいいから!
それまではおじさんとかなんでもいいからね。」
……おじさんはなんか豪快そうだ。
母「よろしくね。あかりちゃん。」
おばさんはなんか柔らかい感じ。包容力があるっていうの?
きっとこの二人の子供は幸せ者だろうな。
母「大地。あんたもあいさつしなさい。」
……大地?だれ?
大「えっと。息子の大地です。よろしく!ニカッ!」
でか!!
…私が小さいのか?
っていうかまっすぐ笑うんだな。
おばさんの包容力とおじさんのおおらかさを持ってる感じ……
なにこれ。
完璧人間?