第1章 出会い
それはあまりにも急な出来事だった。
私は今日天涯孤独になった。
私が学校に行ってる間に旅行に行ってた両親は帰り道にトラックにはねられて帰らない人となった。
兄弟も親戚もいないわたしは
天涯孤独
その言葉がぴったりだ。
訳も分からないままあったこともない親戚たと葬式をした。
それでも実感はわかなかった。
優しいお父さんは
「いやぁ、ごめんごめん。」
と言いながら帰ってきそう。
意味不明だけと面白いお母さんは
「ビックリしたぁ?ねぇねぇ!
お土産たぁくさん買ってきたから怒んないでぇ!」
とか言って一人で笑ってそう。
ねぇ、なんで2人ともいなくなっちゃったの?