第1章 リョーマの初恋
「!越前が放課後練習無いから一緒に帰らないかってさ!」
「ちょっと?!桃先輩?!何いってんすか?!」
ほら、先輩ポカーンとしちゃってんじゃん!
そんな急に言われてもって感じだろうし、何より俺の心の準備ができてないんっすけど・・・
「桃君、そーゆーのは本人が言うことでしょ(笑)」
ほら、これで意気地無しだと思われたよ、絶対
「リョーマ君、私は一緒に帰りたいんだけど・・・」
ほら、振られたし・・・・
「えぇ?!いいんすか?!」
「もちろん!校門前で待ってるね」
まさか、先輩がOKしてくれるとは思ってなかった
「よかったな、越前!」
「おっちびー、男ならストレートに告るにゃ!」
「はい!桃先輩、えーじ先輩!」