第3章 月島 蛍
・・・な、なんだ、いないのか、よかった・・・
「もう、脅かさないでよね・・・」
と、安心すると、私は月島に抱き着いていたのに気付く
「うわっ!!ご、ごめん!」
離れようとしたら、月島が抱きしめてきた
「ふぇ・・・?」
月「・・・その反応、可愛い」
と言いつつ、月島は私の頭を撫でる
そして、携帯を取り出した
「なっ・・・!」
月「助けを呼んでほしかったら・・・僕と付き合ってくれる?」
「・・・なんで?」
月「なんでって、君が好きだから・・・でしょ?」
「え」
月「どうする?」
・・・考えなくても、答えは決まってる
「うん、付き合う」