第3章 夏休みの思い出なんて暑かったで十分だ
「ほんじゃ逝くよ~」
新「貴方さん…。漢字が違います。」
メガネがなにかほざいた気もしたが、とりあえずボールを投げる。
神「ほい!」
総「土方死ね!!」
土「はっ!お前のスマッシュじゃ殺せねぇよ!!」
新「えっと…えい!」
銀「貴方ちゃん!俺の愛を「うるさい!」
バコン!
と大きな音を立てて、こちらのチームに点数が入った。
新「銀さん!」
試合が始まってもオドオドしていたメガネ君が天パ野郎が倒れたことで余計にオドオドし始めた。
「まずは一人」
総「あと二人…」
ハッとしたように私達を見るメガネ君。
そしてすぐ、相手チームの方を見てようやく気づいたらしい。
新「…え?ま…まさか…」
「初めに言っただろ?それじゃあ逝くよ…って」
新「いや言いましたけどさ!え?じゃあこのゲームって…」
総「どちらかのチームが逝くまで続く…死のゲームでさぁ」
新「いやいやいや!そんなゲームした覚えないんですけど!」
神「何言ってるアルか?ゲームってのはそんぐらいスリムがないと面白くないアル」
新「神楽ちゃん!もはやこのゲーム面白いとかの問題じゃないよ!」
土「おいそいつはもう駄目だ。さっさと埋めろ」
新「土方さん!?」
「さぁもう良いだろ…?」
土「さっさと初めろ…」
「「「「逝くのはてめぇらだよ!!!」」」」
新「ちょっと~!!!!!」
もはやついていけないと言い、ゲームを抜けてしまったメガネ。
そのまま試合が開始され、結局夕方になるまで決着はつかなかった。
総「海編短くないですかぃ?」
「それは作者も気になってるとこだから言わないであげろよ」