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ハイキュー!!影山飛雄*裏*R18☆

第1章 出会い


ようやく学校に着いた。これから入学式だというのに既にあたしは体力の限界な気が……。
昇降口では、先生達が新入生にクラス分けのプリントを配っているらしい。息も絶え絶えに、あたしはそれを受け取った。

えっと、あたしは……
あぁ、あったあった。
「1−3 12番か。」
ん?1−3 11番……影山飛雄?!

「…3組か。」
彼が呟いた。いや、
影山飛雄が呟いた。
どうりで初めて会った気がしない訳だ…。

「ねぇ。」

「ん?」

「元、北側第一中学校出身、天才セッターの影山飛雄?」

少しの間沈黙が流れる。

「………そうだけど…。」
呟くように影山が言った。

「やっぱり!君はどっかで見たことあるような気がしてたんだよ。あー、スッキリしたっ!
あっ、てことは、バレー部に入る?」

「ああ。もちろんだ。」

何だろう。”もちろんだ。”そう言い切った影山に、わだかまりを感じるのはあたしの気のせい?

そうこう話をしているうちに1−3の前までやってきた。



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