第1章 プロローグ
まだまだ、寒くて芽も出てこない2月のある日
親の都合で転校が決まった
それは三月かららしい。
私、桧山桜は悩んでいた
何故かと言うと来年で3年生だからだ。
正直に言ってまだまだみんなと一緒に居たいのだ
でも、本当の話
私だけ残ることができるけど
私には下の子がいてその子達のお世話をしなければいけないのだ
2人は小学生、1人は幼稚園生、1人はまだ小さい
そして、この私
親は二人とも共働き
7人家族なのだ。(おばあちゃんもいる)
だから、私がついていかないと駄目なのだ
そんなことを思いながらそんな日々を過ごしていた
これから何が起きるのかまだ私は知らなかった