第2章 Halloween企画 流川楓 : 吸血鬼
今日はハロウィン。
バスケ部でパーティーをしようってことになって、
みんなでわいわいお菓子をたべて楽しんだ。
私も満足して私の家に帰り、
お風呂に入ってゆったりとお布団に潜り、睡魔に身を任せた。
流川楓編:吸血鬼
ぬるっとした感触が首筋に感じる。
身を捩ろうとしたけどなぜか動けない。
ぬるぬるとしたものは首筋から鎖骨、胸のほうへと下がっていく。
朦朧とした意識の中でこれはおかしいとはっと目を覚ますと私のパシャマがはだけさせられていて何故か男に襲われている状態だった。
「流川くん?!!」
その男はなんと流川楓くんだった。
流川くんは私が起きたのを見ると私の耳元に顔をよせ、
「血をもらいにきた」
!!?
血?!
なななんで血?!
てかどうやって家の中に入ったの!
いろいろ聞きたいことがあるけどとりあえず流川くんから離れようと身動きをとろうとするが、動けない。
何かに腕をしばられているようだ。
「流川くんやめてっ」
「…今日はハロウィンだろ?」
「そ、そうだけど、、」
「ならいいよな?」
よくなーい!
よく見ると流川くんの歯が八重歯になってる。
えええほんとに吸血鬼になっちゃったの!?
「る、るかわくっんぅ」
「んっ」
流川くん、と呼ぼうとすると、唇に塞がれた。
口があいていたので簡単に流川くんの舌が入ってきてしまう。
舌を絡められ、口の中を犯される。
「んっぁん、ちゅ、」
「…ちゅ、っん、もっと口開けろ」
「ふぁ…んぅ」
どれぐらいそうしていたのかわからないけど、やっと唇を離してもらえるけど、頭はぼーっとするし、息があがる。
「美味かった」
「…流川くん、血、のんじゃうの?」
「は血まで美味そうだな」
「あっ」
れろぉ…と首筋を舐められ、ほんとに血を吸われてしまうんじゃないかと錯覚してしまう。
「でも、」
「ふぇ?」
「ここの蜜の方が美味そうだ」
「ゃっ」
パジャマ越しにグリっと股間を刺激される。
そこに流川くんの手が触っているというだけで気持ちよくなってしまう。
「あ、流川、くん」
「それよりこっちのが先か」
「へ、きゃあっ!」
ブチっと嫌な音がしたと思ったらパシャマのボタンが飛んで無理にはだけさせられてしまった。キャミソールの上から少し乱暴に胸を揉まれる。