第5章 ~5日目~
何個も箱があって、いろいろ別れて入っていた。
バスタオル組、フェイスタオル組、ドライヤー組、液体組みたいなね。
翔くんってこういうところ几帳面だなって思う。
こんなことに労力を費やすなら、部屋の片付けをした方がいいと思うけど。
最後の箱をたたんでいたら、裏に何かついていることに気がついた。
薄紫色の紙。
俺は少し嬉しくなった。
俺も見つけられたって。
思わず「あっ!」って叫んじゃったから、みんな来ちゃった。
「あ、またあったね!」
「見よう!見よう!」
って、興味津々のリーダーと相葉くん。