第39章 考え
あや
『……翔くん……ごめんね??……』
翔
『早く治して下さい!!』
あや
『うん……そっちもなんだけどそっちじゃなくて……私……気持ち決まらなくて……』
翔
『今はとにかく早く治してよ!!』
あや
『うん……だけどね??もう大丈夫だから…誰かを傷付けても………認めて貰えるような人になる………だから翔くんのお友達にも………許してもらえるように頑張るから』
翔
『あや………冷たくしてごめんね??だけど……逃げないで欲しかったから絶対ぶつかる壁だから覚悟して欲しかったんだよね……あとさ!この際だから言わせて??俺優先してくれない所今回ちょっと腹立った!!笑』
あや
『!っ!!そーだよね??ごめんね??』
翔
『うん……』
翔
『じゃ〜ゆっくり休みな……俺風呂入ってくるから』
あや
『うん……』
翔が風呂から出てあやを見ると呼吸も落ち着き熟睡している
おデコと首を触り体温を確かめ自分も眠りにつく
朝翔が目を覚ましあやに体温計をさす
あやが目を覚ます
『………おはよー……』
翔
『おはよ!!』
翔
『だいぶ下がったけど…どうかな??』
あや
『もう平気だよ!!』
翔
『8度2分……休みなさい』
あや
『大丈夫!仕事は休まない!!大丈夫!ミスはしない!!』
翔
『言うと思った!!笑!!これ飲んで!仕事しな?そのかわり無理はしない事わかった??』
あや
『うん!ありがとう!!』
熱を誤魔化しながら仕事をし帰宅しようとするあや
翔
『あや大丈夫??車で迎え来てあげるから待ってて』
あや
『大丈夫!!ちゃんと帰れるよ』
一也
『俺乗せて行きますよ』
翔
『宜しく』
翔が先に帰り一也に送ってもらう
あや
『ごめんね!!ありがとう!!』
一也
『別にいいよ』