第29章 やきもち
あやの頭を支え深く絡んでいく
あや
『………っ…………………はぁっ…………』カクンと力が抜け崩れるあやを抱きとめ、座らせる翔
翔
『…ふぅ…笑…可愛い事ばっかして煽るから〜!笑……』
あや
『…はぁはぁ………翔くん………』
翔
『……ん?足りない??笑!……も一回する??』
あや
『!!!っちが!……もう無理です〜!!………』
翔
『笑……ダメなの〜??笑!!……』あやを抱きしめる翔
翔
『もう平気??』
あや
『うん…笑』
翔
『じゃ〜俺ここに居るともっと手を出したくなるから香奈ちゃん呼んできます』
あや
『!!!っ…それは、そうして下さい!笑』
キッチンから出て一也と香奈を離れた場所まで引っ張り
翔
『秘密厳守よ??香奈ちゃんあと宜しく!!』
香奈
『!!気付いてたんですね??了解です笑』
キッチンに向かい
『あやさん手伝いまーす』知らないフリでいる香奈
一也
『ちょっ!!気付いて続けたんですか??』
翔
『…さぁ〜??』
一也
『櫻井さんの家何でリビングとまるっきり別なのか気になってたんですけど、こーゆう時の為ですか??』
翔
『はぁ??違うよ!!俺キッチン使う事まず無いから!あと逆に誰か来てキッチン使ってリビングに匂いつくのが嫌なだけ』
一也
『女子はキッチンで一人で黙々と作るの嫌らしいですよ??』
翔
『………そう…つーかそろそろ戻らない??』
一也
『あと一ついいっすか??』
翔
『何よ……』
一也
『この先、いつか2人の関係がバレたら……あの女優みたいな敵が増えますよね??それでもし、あやがもう辛い櫻井さんと別れたいって周りのせいで好きだけど別れるって選択をしたら……』