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(R18) 雑草ノ花 (壱) ─鬼灯の冷徹─

第7章 神獣だって怪我をする


ドゴッ
「ぶげうっ!」

ああ……タマって
肾(禁じられた玉)じゃなくて
球(ボール)の方だったのか。



や っ て く れ た な 鬼 め



「あ!インジュウ様だ!」

「うん……うん?
あのね、ワンちゃん
僕の名前はハクタク」

「そうなの?でも
鬼灯様が淫獣(インジュウ)って」

「……っ!!」

こんの朴念仁と来たら、

僕の美しい顔面にボールを
めり込ませるだけに飽き足らず

可愛い動物に変なこと
吹き込みやがって……!

「醜いですよ、顔が」

「お前にだけは
言われたかないね!!」
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