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(R18) 雑草ノ花 (壱) ─鬼灯の冷徹─

第17章 【純情ロマンチック】


「冗談ですよ。だって
もう私も限界ですから」

鬼灯は心中に灯った情欲を
紗英に注ぎ込もうと、自ら
熱くなったモノを露出させた。

覆い被さってきた鬼灯が
下半身を滾らせていると知って
紗英の芯熱が急上昇する。

彼は大きく開かせたままの
水々しい蜜口に、膨れた先端を
わざとらしく押し当てたのだ。

「鬼灯、様……あっ
当たって……んんっ」

少しでも腰を浮かせば
中に入ってしまいそうな男の熱を、
紗英は本能で求めてしまう。

しかし、彼女の淫らな表情は
元来サディスティックな鬼灯に
更なる興奮を与え──……

「そんなに動いたら
挿っちゃいますよ?」

彼は意地悪く告げて
蜜口から陰茎を
遠ざけてみせた。
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