第3章 自分の感情
「跡部財閥の御曹司様と仲良うしとるからってのもあるやろな」
「はぁ?」
「それから、今まで一度もとったことのないマネージャーを取ろうとするからやろな」
雌猫どもの考えることは本当に分からねえ
あいつは普通の雌猫どもと違って、俺たちに媚なんざ売らねえし、何よりも俺たちのことを一番心配してくれてるから取ろうと思ったんだ
「それよりもなんで名前1先輩をマネージャーにするなんてこと知ってるんでしょうね?」
「確かに、これは俺と監督、それとR人しか知らねえはずだ、公表するまで誰にも言うなっつったしな」
「え、あれって言っちゃいけなかったの?」