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あの頃には戻れないそして交わらないボク達

第15章 第十四章


貴女side
アナウンス『それではこれより全国中学校バスケットボール大会を開催します』
始まった…ボクが一軍になってから初めての全中。今まで精一杯戦ってきた。だからこの大会も勝ち抜いていく。

紫「はーおなかへったー早くおやつ食べたいー」
貴女「もう!?さっき食べてなかったっけ?」
相変わらず凄いですね
緑「まだ開会式が終わっただけなのだよ」
黄「え?」

記者1「インタビューよろしいですか?今年のチームの仕上がりは…」
記者2「連覇に向けて一言お願いします」
凄い記者の人…一気に囲まれてる…レギュラーメンバー。赤司君はすごい淡々と答えてる。
そういえば虹村先輩は去年結構テンパったって聞いたことが…

桃「うわー今年は特にすごいね」
黒「そうなんですか?」
桃「テツ君も気をつけてね!」

記者「キミがうわさの美人マネージャーだね!?ちょっと話を…」
桃「え!?私っ!?」
黒「……」
ボク、影が薄いせいか全く気が付かれてません…半分悲しいです。

記者「キミもいいかなっ!キミが赤司征十郎君の幼馴染の…」
貴女「わっ私も!?」
さんもですか…

貴女「…疲れた」
もうぐったり…辛い…
赤「お疲れ様。早速だけど移動するよ」
貴女「え…」
赤「荷物は持つよ」
貴女「いいよ!自分のは自分で持つからっ!」
と言ったけど赤司君は聞き入れてくれるわけもなくの荷物を持って先に歩いて行った…
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