第1章 いざ、出発
そうすると、勝手に本題に入っていく。
「この間、任務に出された
one pieceですが……」
「……one piece……?」
「あ、隊長~
また話聞いてませんでしたね?
今から説明するので、聞いていて下さいね~♪」
「手短に……な」
聞きたくはないが、任務となれば仕方がない。
「いまの戦力だと地球は負けそう……
じゃないですか~。」
顔は暗いが、口調のせいで、
どうも真剣さが感じられない。
「ですから~、漫画の世界から
有力な人物を呼びだし、
組織に入ってもらうんです~」