• テキストサイズ

【ごちゃ混ぜ】表夢物語

第1章 *日向の寝相を直せ!【影山&日向】HQ*





眩しい光が影山の瞼を照らし、彼は起きる……。




なんて、そんな起き方じゃない。

影山の身体の上には日向の足が。


息苦しくて、額に青筋作りながら影山は日向を起こす。



「重いんだよ日向ボゲェ!!」

「えぇぇ!寝てたんだからしょうがないだろー!」

「もっとこうシャキッと寝ろよシャキッと!!」

「シャキッとってなんだよ!」

「シャキッとはシャキッとだよ!手を下にシュッ!ってやって足はピーン!だ!!」

「シュッ!でピーンだな?!こ、こうか!」

「もっと指先伸ばせ!!」

「こ、こうか?!」

「ああ。そのまま朝まで指一つ動かすなよ」

「お、おう……って、無理だろそれ!」

「やんだよ!意地でもやんだよ!」

「むーりー!」

「アァ?!テメーまた俺の上に乗っかって来たら二度とトス上げねーからな!」

「ええ!それ嫌だ!俺やる!」

「よし。じゃあもう一回さっきのやってみろ」

「おう!こうだよな?!」

「ちっっげーよボゲェ!!シュッ!でピーン!つったろーが!!」

「シュッ!でピーン!!」

「日向テメーやる気あんのかクソが!!」



……暫く影山の〝シュッ!でピーン!〟の指導を受けた日向なのでした。



*次へ続く*
/ 9ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp