第2章 トンネル
トンネル
昔っから親子の幽霊が出るって言うトンネかがあったんだよね!
噂によるとギャーギャー騒ぎながらトンネルを通ると何かあるらしくて昔からうるさく通ると事故が起きてたのを覚えてるのにゃ!!
だから怖いもの見たさって奴で大石と不二を誘ったんだ!!
「英二…やめよう。
俺達は青学のレギュラーで…」
「大石は胆が座ってないにゃー…
だから旅館で寝れないの!!
「そ、そんなことは別に良いじゃないか!!」
「うん
そんなんじゃ同じ班の子にまで迷惑かかっちゃうよ?」
「ふ、不二まで…((涙目」
「にしても英二、何も起こらないじゃないか…」
「そうだにゃ…
一旦止まって雑談する?」
「良いね、それ」
そう言って何かが起きるまでトンネルの中で話してたのにゃ
これからの部活はどうなるか、高校はどこ行くか、乾は何処行くのか、もし高校でも‘乾汁’を作るのならチームメイトが可哀想だとか…
話していくうちに大石も緊張が溶けたのか話に入っていくでも…
「英二、雨降ってる!!Σ」
「あっ!?Σ
傘持ってない!!」
「確かもう少し行った先にバス停があるはず!!」
「じゃあそこまで競争にゃ!!」
全員でトンネルを走り抜けバス停まで行く
「俺一番っ!!」
「英二は元気だな…」
「俺は元気だけが取り柄だけにゃ!!」
「ともかく、雨は止んでしまったけどいつ降るか分からないから早く帰ろう」
「そうだね、体が冷えて風邪引けば手塚が…」
「不二、怖い事言うのやめてにゃ…(^_^;)」
end
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