第6章 天国の門
あのねぇ、僕死んだあと頑張って天国の門番やってるんだぁ!!
そこで聞いた話をするね!!
ある日同じ時間帯に大和田君、桑田君、石丸君が来たんだよ
それでぇ、大和田君から話を聞いたんだ
「何で大和田君は死んのぉ?」
大和田君は悲しそうに答えた。
「俺は仕事を終わらせて、家に帰えったんだ、したら部屋がメチャクチャに荒らされててよ… 奥の部屋で風邪引いて寝てた兄貴の様子を見に行ったら…兄貴、殺されててよ。
んで、何か犯人に関わる物証が無いか調べてたら、ベランダに知らねぇ男が ベランダに居たからよ、俺はこいつが犯人だと思ってよ…半狂乱になって、隣にあったタンスを持ち上げ、その男にぶつけたんだよ。
したらよ、その男はタンスと一緒に落ちてゆき、死にました。
その後、兄貴が死んだショックで自ら命を断ちました。」
その次石丸君に聞いたんだぁ。
「石丸君は何で死んだのぉ?」
石丸はハキハキ答えた。
「僕はとあるマンションの屋上で寝ていたのだが…謝って落ちてしまったんだ…
しかし、奇跡的にすぐ下の階のベランダに掴まることが出来、そのベランダに入入ったのだ!!
だが、見知らぬ男がすごい形相でタンスを投げつけてきて、 私はタンスとともに落ちてゆき、死にました。」
僕はその次に桑田君に聞いたんだぁ。
「桑田君は何で死んだのぉ?」
桑田は不思議そうに答えた。
「いや、どんな死に方したか分からねぇけど…タンスの中に入ってたんだよねぇ…」
それを聞いて僕は三人門を通してあげたんだ!!
end
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