第5章 心霊写真
心霊写真
今日久し振りにアルバムを岩ちゃんの前で開いてみたんだ
「おい、クソ川お前俺が居るのにアルバム開くのかよ」
「イタッ!!?Σ
岩ちゃん痛いよ!!?
でもさー…懐かしいよねー」
「………確かにそうだな
これ去年のお前の誕生日に撮った写真じゃないか」
「うわぁ…岩ちゃん、及川さん嬉しいよ!!
覚えててくれるなんて!!」
そう言って岩ちゃんに近付き抱き付こうとするが岩ちゃんが抱えていたバレーボールを顔面に投げられた
「イタッ!!( ;∀;)」
どつかれたり、殴られたりしたけどそのあとは岩ちゃんと一緒にアルバムを眺めていた
「お、今の写真は3年だけで撮ったやつじゃないか
「そうだね!!
しかも去年の家で撮ったやつだし」
「何で引っ越したんだっけ?」
「分かんない。
確か女の人がいるー見たいな?」
「何だよ…女の人って」
「それがよく分からないんだよねー…」
そう言って次のページを開くと岩ちゃんと俺が肩を組んでピースしている写真
「わー…若いねぇ!!」
「だな…………って後ろの女…誰だ?」
「え? あ…何で? 本当だ」
その写真には知らない肌が白い女性
「確か…国見辺りが霊感強かったよな」
「うん。 聞いてみよう…」
アルバムからその写真を剥がし鞄に入れる
そして次の日国見ちゃんに聞いたら「霊じゃない」と言った
一応心配だから近くの神社に渡しに行こう…
end
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