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夢へのステップ

第7章 いってきます。


美月:はい。アメリカです。

影山:なんでだよ!

美月:昨日親から電話で…

-美月side-

美月:もしもし、お母さん。さっきの話しだけど…


美月母:お父さんの仕事で、アメリカに行かないと行けなくなったのよ。それで、美羽も一緒に来なさい。

美月:なんで、私も一緒に行かなきゃなんないの?


母:今は近くだから良いけど、アメリカと日本じゃ遠いから、1人でなんて居されられないのよ

美月:嫌よ。そんなの、絶対。

母:バレーなら、向こうでもできるてしょ?

美月:私は、今のメンバーでやりたいの!

母:美羽、わかって頂戴。

美月:わからないよ!

母:美羽、あなたも黒羽家の娘なら、今するべき事わかるでしょ?

美月:…。どれくらいそっちに居るの?

母:多分ずっとあっちに居ると思うわ。

美月:そんな!じゃぁ、私もずっとこっちに帰って来れないじゃない!

母:お父さんに代わるわね。

美月父:美羽、そんなに烏野でバレーをやりたいなら、父さんと取引きしよう。

美月:なによ。取引きって。

父:半年間、向こうの学校で常に成績トップ。それに加え、料理、裁縫、ピアノなど。黒羽にふさわしい娘になりなさい。それを半年間で完璧にこなせたら、美羽を一人でも日本に残こる事を許そう。

美月:そんな無茶苦茶な!

父:それだけ、日本に1人で居さられないんだ。この条件が無理なら!父さん達がいない間は日本には居させない。わかったね。

美月:わかった!やってやるわよ!

父:それじゃぁ、来週土曜日にたつから、それまでに家に戻ってきなさい。

美月:わかった。

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