第5章 合宿!!-さよなら-
美月:んん…?
月島:おはよ
美月:あれ…?月島…
月島:何
美月:皆は?
私は体を起こした。周りはすっかり暗くなっていた。
夜の8時頃だろうか。
月島:とっくに帰ったよ
美月:月島、ずっと居てくれたの?
月島:そりゃぁ、これじゃぁ帰れないでしょ
美月:え?…///
月島が動かした手を見ると、わたしがしっかりと月島の手を握っていた。
恥ずかしくなったわたしは、直ぐに手を離した。
美月:ご、ごめん
月島:いいけど、もぉへーきなの?
美月:あ、うん(ニコ もぉ、へーき
月島:一度熱測ってみたら。はい、体温計
美月:ありがと
-ピピッ-
月島:どぉ
美月:37.8℃
月島:まだ、熱あるね。もぉ少し寝てたら
美月:でも、月島。朝から何も食べてないでしょ?
月島:まぁ。君が手をholdしてたしね
美月:…///なにか作るよ
月島:いいよ。君はちゃんと寝てなきゃ。治んないよ
美月:でも…
月島:コンビニで何か買ってくるから、ちょっと待ってて
美月:うん…あ、あの…
月島:なに
月島は返事をしながら、部屋の明かりを付けた。
美月:ううん、なんでもない(月島、覚えてくれてたんだ)
月島:ちゃんと寝てなよ
美月:はぁーい
私は再び横になった。