第4章 初めて
かほside
ふわぁー…。よく寝たなー。
温かい夢を見た。ふわふわしていて、どこか安心できる夢。
ボーッとしていると、何か圧迫感を感じた。
なんだろう?
かほは重い瞼を開けて確かめてみると、目の前には千寛の顔があった。
『ーーーっ//////////』
圧迫感の原因は千寛の腕だった。その腕は私の背中にまわされ、抱き締められている状態だ。
それにしても、千寛の寝顔、かっこいいなー//////。目元に前髪がかかっていて何処と無く色っぽい。
そー言えば、昨日ここで千寛とヤったんだよね…。sexってあんなに気持ちいいものだったんだ//////。
かほは、赤く火照った顔を冷やすために、そーっと千寛の腕を解き、洗面所に向かった。