第9章 *俺の彼女だよ!【及川徹】ハイキュー!!*
「あっ!ほらココココ!相手、目線のフェイク入れてるでしょ?」
「そ、そうだね……」
此処、及川宅徹部屋。
及川が「及川さんちで見よう!」と、半ば強引にを連れ込んだ。
そして今パソコンの前でバレーの動画を見ているのだが……
はそれどころではない。
「もーどうしたの?ちゃん♪」
「っ……」
それは何故か。
原因は及川にあった。
1、距離が近い。
隣に座ってズイズイと身体を寄せて来る。
2、良いか悪いかどっち付かずの笑顔を振り撒く。
は及川が好きな為、例え企みの笑顔でもドキッとしてしまう。
3、二人きり。
とにかく緊張する。
4、何故か敷いてある布団。
意識させるな!
5、日頃の言動。
付き合ってないのに「ちゃんは俺の彼女だよっ!」と、何かある毎に及川は周りに言いふらす。
特に5番目が凄く気になっている。
どうしてそんな事を言うのだろうか。