第6章 *誰も居ない=……【菅原孝支】ハイキュー!!*
「良かったー……断られたらどうしようかと思った」
「すみません…!あの……」
「ははっ!何で謝るの?」
「えっ、それは……」
「かなりテンパってるな。頼りないかもしれないけど俺に任せてよ」
「は、はい…!」
「じゃあするべ!」
ニカッと笑った菅原。
けど直ぐに真面目な顔付きに変わるからはドキッとしてしまう。
熱を帯びた眼差しで見つめられ、頬を撫でられ……菅原の顔がどんどん近づいて来る。
「お前の緊張がなくなるまでキスしてあげるから……」
「は……はい……」
「好きだよ、……」
菅原との唇が重なって、舌が割り込む。
少し震えているのカラダに気付いた菅原は、落ち着かせてあげようと優しく頭を撫でた。
絡まる舌と彼の温かい手の温もりに、は徐々に力を抜いていく。
「その顔、可愛い」
「や……やめて下さい、そう言うの……」
「なんで?いいじゃんそうなんだし。もっと見せてよ……」