第5章 *本当の気持ち【リヴァイ】進撃*
*おまけ*
「不安か?」
「はい……でも大丈夫です!兵長はお強いですから」
「当然だ」
次の壁外調査の日。
馬の上で話す二人はあれから順調に関係を続けていた。
「「巨人確認!15m級複数!前衛直ちに戦闘用意!!」」
「いつも通り殺れ。お前の背中は俺に預けろ」
「はい…!」
「行くぞ」
「ハッ!!」
のいつも通りとは……凄い。
人が変わるようだ。
剣を抜き、立体機動に移ると無心で削ぎ続ける。
「……六体目」
「もう平気か」
「え…?は、はい!」
「正面に七体……行くぞ」
「ハッ!!」
そしてリヴァイとの連携も凄い。
あっという間にうなじを削ぎ落とし、その場を静めてしまう。
「腕を上げたな」
「あ、ありがとうございます!」
「今夜褒美をやろう」
「ほ、褒美……ですか?」
「俺の部屋に来い。……愛してやる」
「リヴァイ兵長……」
「何だ」
「いえ…!わかりました!ふふっ!」
「笑うのはまだ早い」
「すみません!……ふふっ」
*終わり*