• テキストサイズ

【ごちゃ混ぜ】裏夢物語

第11章 *岩ちゃん退いて【及川徹】ハイキュー!!*



「それはさ、……」



〝聞けないよ〟


って言おうとしたけど喉に引っかかって出てこない。


があまりにも辛そうに涙したら俺は……一旦休憩するかやめるかの選択をすると思う。
無視してまで続行する及川さんじゃないし。


けど……にこんなお願いをされてしまっては聞かないわけにはいかない。

この子は十分な覚悟を持っている。



「……分かった、やめないよ」

「うんっ……」

「最後まで一緒に頑張ろう。いくよ」

「うん…っ、ぬぅっ…!」



……キツい。
この一言に尽きる。

ナカに入っていく大変さ、枕に吸い寄せられていく彼女の涙を見て心苦しさを感じつつ、の1番を俺でスタートさせられるという喜びが俺の中で湧き上がってくる。


そんな時、ふと視界に入った小さな手はシーツをグッと握り締めていた。



「……手っ、貸してごらん…っ」

「ンン…!」



その手を取って指を絡めると、かなり力が強くて爪が手の甲に刺さってきた。

硬度のある爪が突き刺さると痛いけど……別に構わない。

そんな事させないようにするには、下の繋がりを早く完成させる事だ。


でも焦ってはいけない。



「っ……後少しだよ……頑張って受け入れてね…っ」



への気遣いを忘れるな。
一気に挿れたくなる気持ちを抑えろ。


全てはこの……俺のかわい子ちゃんの為に……。



*次へ続く*
/ 164ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp