第3章 終わりとはじまり
『しょうがねー、冴子さんに電話すっか…』
携帯を取り出し冴子さんに電話する。
prrrrrr prrrrr
(「おぅ!どした、凪!龍ならまだ寝てんぞ!」)
『おはようございます、冴子さん。その問題の龍を叩き起こして下さい。』
(「おう!わかった! おい!起きろ、龍!!」)
(「いって!!!なんだよ!ねーちゃん!」)
(「凪から電話がきてんだよ!」)
(「え?凪さん?なんで……あぁ!!!しまった!!」)
(「もしもーし、今聞いていた通り、今起きたから〜」)
『ありがとうございます。』
(「ねーちゃん!市民体育館まで送って!」)
(「はぁー、わかったよ。という訳で今からこのバカを送って行くわ」)
『わかりました。ありがとうございます。』
pi
菅「田中寝てた?」
『うん、寝てたっぽい』