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プリンセスロード~番外編~

第12章 彼の本音


私たちは城に戻ってきた。

リオンはいつもと変わらない様子で、ロイヤルミルクティーを入れてくれた。

大好きな味に、ほっとする。

私はどうしても、聞きたかったことを聞く。

「特殊部隊にいたの・・・?」

リオンは目を逸らす。

「知られたくはなかったんですがね。

あの頃は、何でしましたから。ひどいこと
も、たくさん」

今は女王直属の特殊部隊。

優秀な兵士が選ばれる。

他国に潜入して情報を手に入れたり、時には暗殺・・・そんなことすると聞いていた。

リオンにもそんな経験があるの・・・
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