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プリンセスロード~番外編~
第11章 彼の過去
次に灯りが点いた時、眼帯の男の首には、ナイフが当たっていた。
そのナイフの先には・・・リオン!
周りの男たちは兵士に囲まれていた。
「あいにく今は、彼女の全てが大切なんでね。
遅くなり申し訳ありません。ユイカ様」
私をしばらく見つめた後、低い声で言い放つ。
「全員殺せ」
・・・!?
「待って!」
私は慌てて止める。
兵士たちは、どちらの言うことを聞いたものか困惑している。
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