第8章 それはドジが起こした出会い
「(・・・あーあ
どーしよ(-_-;)クロに見られた・・・
絶対おこられてしまう・・・
殺気に満ちるクロほど恐ろしいものはないよ・・・
うわぁぁぁぁ・・・
どうするべ(T_T)←方言!
とりあえず今引きずっているハンジをどうにかしよう
うん。それが最善策だな とりあえずw)」
全力疾走で部屋に戻ろうと、方向転換したファーユ。
だが・・・
「うわぁぁぁぁ・・・」
ファーユは段差に気づかず、派手に転んだはずだった――――
が。
「おい。大丈夫か?」
たくましい腕に抱かれ、ファーユは転ばずにすんだ。
少し顔を上げると、そこには整った顔立ちの男がいた