第12章 卒業
宏光・・
このまま
別れるのかな・・
私は教室に行った。
「瑠奈、今日・・放課後、話あるんだけど・・・。」
宏光は私に聞いてきた。
「わかった・・。」
私たち・・・
別れることに・・・
なるのかな?
そして、卒業式・・・
私たちのクラスとほかのクラスは体育館に向かった。
そして、卒業式が終わり・・・
これでみんなとお別れ・・・
「瑠奈!」
宏光は言った。
「話って何?」
「いつか俺立派な大人になって向かいに行くから。それまでは、今まで通り付き合ってください。」
「はい、喜んで。」
そして二年後・・・。
今日はみんなと集まる約束をしている。
「る・な・。」
私の耳元には懐かしいあの人の声だった。
「宏光!」
私は宏光に抱きついた。
「二年も離れていたから寂しかった。」
「ゴメン、ニューヨークのほうに行ってたから。」
「瑠奈、久しぶりー。」
「藍、それにミノちゃんも綺麗になったね。」
「瑠奈はエロくなったね。」
ミノちゃんは言った。
「エロくないし。」
「オーラが出てる。」
藍は笑いながら言った。
「なにそれ・・ひどくない?」
「藍、来たぞ。」
玉森くんはだるそうに言った。
「美乃。」
それに続いて太輔くんが来た。
えっ?ミノ?
「もしかして、ミノちゃんって太輔くんと・・。」
「付き合ってるよ。」
ミノちゃんは言った。
何がこの二人にあったの?