第6章 どうする瑠奈!
「瑠奈ちゃんは本当に好きな人できたの?」
「太輔くん、それはまだ分かんないの。」
そして放課後・・・。私は教室で藍を待ってた。
「ごめんなさい。瑠奈ちゃん。」
私は声がする方を見たら、ミノちゃんが立っていた。
「ミノちゃん、どうしたの?」
「宏光のことで、今までゴメン。あと、仲悪くさせたみたいで・・・。」
ミノちゃんは急に泣き出した。
「私、今のミノちゃんのほうが好きだな。本当の気持ち教えてくれたんだもん。あと、ほかにも言うことあったんでしょ。」
「うん。あのね、私、前。宏光の写真をいろんな女子に見せたせいで、宏光が今その女子と保健室にいるんだよ。どうしよ。」
「話してるだけならいいんじゃない。」
「わかんないよ。あの人たち、何するか分かんないもん。」
「人数は?」
「3人。」
宏光くん、何もされてないよね。
「ミノちゃんも一緒に来て。」
「うっ・・・うん。」
私はミノちゃんの手を引いて保健室に行った。
「宏光くん!!」
私は宏光くんの近くに行った。
「ヒロー。この人たち誰ーーーー。」
女子はそう言って、宏光くんの腕に手をまわし思いっきり胸を当てていた。女子は、上は下着しかしてないしスカートは短い。宏光くんは、服が少し乱れている。
「瑠奈ちゃん、どうして泣いてるの?」
ミノちゃんは私に言った。
「えっ・・・なっ・・・泣いてなんか・・・ないよ・・。」
「宏光、サイテー。瑠奈ちゃんを泣かせるなんて。」
ミノちゃん・・・・。
「ヒロー、キスして。そしたらこの人たち、ヒロのこと諦めると思うよ。」
ちゅっ
宏光くんは女子にキスをした。しかも唇に・・・。
「ミノ・・・ちゃん、行こう。」
私は泣きながら言った。
私は教室にミノちゃんと戻った。