第5章 どうして?
そのまま、私は帰ることになった。
次の日になる、いつも学校に来たら宏光くん、話しかけてくれるけど今日は話しかけてくれない。
放課後になると、一人の女子が教室に入って来た。アイドルの赤姫美乃。ニックネームはミノ。ミノは宏光くんの所に行った。
「ヒロー。」
ミノはそのまま宏光くんのホッペにキスをした。
「ミノ、やめろ!」
宏光くんは私のこと瑠奈ちゃんであの人にはミノって呼んでる。あれ?私、どうしたんだろう。なんでミノちゃんにヤキモチやいてるんだ?
私は泣いていた。
「瑠奈、大丈夫?」
「藍、私・・どうしたんだろう。」
「何で泣いてるの?」
「あっ、いや、ゴメン。なんでもない。」
「そう?」
「うん」
あれ、宏光くん。私の方見てる?目逸らされた?
ミノちゃんも見てる。いや。睨まれてる。