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聴こえる……………
第5章 ~君と~
翔「夢…………………?」
梨緒「いつか、人前でピアノを弾きたい。」
翔「俺が叶えてあげる。」
梨緒「ありがとう。翔くん。」
彼女は俺の名前を覚えてた。
そして、不意に呼ばれた、翔くん。
体が熱くなるのがわかった。
あー、多分俺、君に恋しちゃったよ。
ピアノを聴くうちに、ピアノじゃなくて、いつの間にか梨緒を好きになってたんだね。
逢えてやっとわかった。
梨緒、待ってて。
俺が、その夢、絶対叶えてみせるから。
もし、叶った時は………………
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