幸せをありがとう。そして、さようなら。【短編集/黒バス】
第2章 本当にイナイんだな……【高尾和成】
高尾side
Prrrrrprrrrr……
高尾「は~い、高尾です。どうかしたんすか?あ、もしかして桜ちゃん予定入っちゃいました?」
桜ちゃんの執事のケビンさんから電話が入った。でも珍しい、総統急がしんだろうな。桜ちゃんはよっぽどの事がない限り自分でオレに連絡する。
ケ「いえ、それが……お嬢様が、、桜様が……たった今、倒れられました至急お車をましましたので〇〇病院へいらしてください」
高尾「わかりました!今すぐ行きます!」
桜ちゃん生きててくれ。オレは1NAME1#ちゃんなしじゃ生きて活けねぇ。オレは車に乗り込み病院に向かった。
------IN病院--------------------------------
受付「高尾様ですね?こちらへ」
高尾「はい」
オレは病室に案内された。何かが聞こえた。よく聞いてみればそれは……酷くつらそうな桜ちゃんの声だった。
桜「和……成、、どこ?もう、、だめみたい……神様のいじわる。最期くらい和成に会わせてよ」
オレは走って病室に向かった。
高尾「桜!オレはここにいるぜ?」
桜「よかった……和成、、これで最期。……ニコッだぁい好き、愛して……(る)」
高尾「え?桜?……桜!?おい、……桜、、、桜!!」
桜「………………」
桜?……口元に耳をよせるけど……桜ちゃんは息をしてない。それでも諦められなくて脈を計る。でもやっぱり、、動いてない。