第6章 ~行動のはじまり~
総夏「お前は、コイツが瑛莉を蹴ったりするのを見て、自分の憎しみを埋めてるだけだろ?」
藍実「っっうるっさいわ!!
うちが何しようと、あんさんには関係あらへんやろ!!!」
総くんは、藍実さんの腕を引っ張って抱き寄せた。
藍実さんは、ポケットからカッターナイフを取り出して、総くん目掛けて振り落とした。
総くんの頬から、血が流れた。
総夏「っち……」
藍実さんはその現状を見て、落ち着いたのか
藍実「そいつを、離してやり………」
と言って、数人の女子生徒とどこかへ行ってしまった。
美月「ちょっと!!藍実!!」
美月さんは、慌てて藍実さんを追いかけに行った。