第37章 わかんないよ。*相葉*side
ガチャンっ…
ガチャンっ…
さっきから忙しそうに
自分の部屋を掃除してる
なんだろう。避けてるかんじ?笑
『わっ!な…なに?』
俺は寂しくなって前を通った
を抱き締めた。
「つかまえた…」
『ん~…離して~…』
「嫌だ。」
『雅紀』
なんで避けるの?
相葉くん死んじゃうよ、寂しくて…
「もぉ…いい!」
『はぁ…ごめん…』
相葉くんは拗ねると手強いんだぞ?
再び怒ったまま俺は雑誌を持って
ソファーに寝転んだ。
『ねぇ…雅紀…』
そう言いながら俺の髪の毛を
優しく撫でてくる。
『雅…〈結婚してください。〉
何故かはピクッと
何かに反応してスッと俺から離れた。
『買い物…行ってくる…』
ねぇ…相葉くん、わかんないよ。