第36章 男の勘*翔*side
取材が終わって帰ろうとしたとき
ちゃんを発見した。
『あ、おつかれさまです。』
「うん。ありがとう。
ちゃんもおつかれ。」
『……ん?どうされました?』
肩に手を置いていたせいか、
ちゃんは驚いた様子でいる。
「あ…ごめんね?
あのさ…相葉くんの雑誌!
今月25日発売だから!
Mustっていう雑誌!」
そう言って俺は走っていった。
きっと相葉くんの言葉を
俺から言っても解決しないから…
きっと、この二人なら乗り越えれるから…
大丈夫だよ。
全部…男の勘だけど…さ?