第12章 番外編・Luxurious tea party

ブラッド
｢よくも…、私のお茶会をぶち壊しにしてくれたな…｣

エリオット
｢ハートの城の奴らが紛れ込んでる時点で、最初からぶち壊しだったって…。諦めようぜ？な？｣

ブラッド
｢許せん…、私はしたいことをしたい時にやる…。さっきまでは優雅にお茶会を行いたかった。…今は、お茶会をぶち壊しにしたこいつらをぶち殺したい…。分かるだろう、エリオット…。私のこの気持ち…ッ｣

エリオット
｢はァッ!?ッえ？…えっ、え〜…そうだなぁ…。俺でいうと、大事なにんじんケーキをかっさらわれた気持ち？｣

ブラッド
｢比較にならない程荒んだ気持ちだッ!!｣

エリオット
｢えぇぇえぇッ!?にんじんケーキを奪われるより更に酷い気持ちなのかッ!?それは怒って当然だよな！よし、ブラッド！俺のにんじんケーキをやる！お前は特別だ！恨んだりしない！｣

ブラッド
｢いらん｣

エリオット
｢遠慮すんなよ〜！荒んだ気持ちには甘くて美味いモンが一番だぜ！｣

ブラッド
｢してない！お前は気持ちだけで胸焼けがしそうだ!!｣

エース
｢わっ！マシンガン！かっこいいね！強そうだ!!｣

ペーター
｢アリスが"あれは反則だ"という意味がわかりました｣

ディー
｢わぁああぁぁあぁッ!!｣

ダム
｢ボス、落ち着いて！｣

エリオット
｢あのさぁ、ブラッド。怒ってるのはわかった。こいつらを殺したいっていうのも反対するつもりはねぇ｣

ブラッド
｢では止めるな｣