• テキストサイズ

〜時計仕掛けの夢〜

第12章 番外編・Luxurious tea party



ディー
「鳥肌立っちゃったよ兄弟」

ダム
「僕もだよ兄弟」

エース
「えッ!双子君たち、俺のこと嫌いなの?いつも稽古をつけてあげているのに」

ディー
「お前を好きな訳ないだろう!明らかに毛嫌いしているよ!」

ダム
「そうだよ!嫌っているに決まっているだろう!」

エース
「うーん…、そうなんだぁ…。嫌われていたんだねぇ、つれないなぁ…。あれ?でも、嫌いなのに殺さない…。殺せないってことだよなぁ。それってつまり、殺したいのに失敗しているってこと?あっははは!自分たちが未熟だって宣言しちゃうんだ!」

ディー
「あっ…!…別に失敗している訳じゃないよ!」

ダム
「そうだよ!僕らが失敗する訳ないだろう!」

エース
「でも、俺生きてるよ?失敗したんじゃなかったら死んでいるよなぁ。それとも、やっぱり本音は殺したくないの?嫌いっていうのは照れ隠しで、やっぱり俺って好かれている?」

ディー
「大嫌いだよ!好かれている訳ないだろう!!」

エース
「じゃあ失敗した?」

ダム
「失敗なんてしない!僕らがお前なんかに負ける訳ないだろう!」

エース
「じゃあ好かれている?」

ディー
「好きな訳な…って、何でその2択しかないんだよ!」

エース
「失敗したか好きか、2つに1つだよ。分かりやすくくていいと思うんだけどなぁ…」
/ 112ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp