• テキストサイズ

あーるじゅうはち

第16章 裏の事実


みゆき 「?・・・・明菜・・・いきなり、どうしたの・・・?」

恐る恐る私がそう聞いても明菜は

明菜 「え~?だって、もう終わった関係だしっ。それにさっ、いつまでもズルズルひきずってちゃ、輝かしい青春時代が終わっちゃうじゃん!」

明菜は弾ける笑顔で私を見返した。

なんだろう?
拓センパイが何かした・・・?

何かがあったのは間違いないけど・・・

その時、
ふと涼しい風が窓から入ってきた。
いつのまにか、初夏が近づいてくる。

夏らしい心地よい風に目を細めたとき、

明菜が人知れず、口をきつく結んでいた。
その横顔は、前髪で隠され、表情は読めなかったけどー・・・

あきらかな、切なさと、悲しみを感じた。
/ 220ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp